● デザイナーズマンションの歴史
デザイナーズマンションの歴史
デザイナーズマンションとは、個人住宅を扱う建築家によって設計された、
オーダーメードのマンションの総称です。
デザイナーズマンションのルーツは様々です。
デザイナーズマンションでは、しばしば打ちっぱなしのコンクリートが採用されます。
この打ちっぱなしのコンクリートのルーツは、
オーギュスト・ペレによるフランスの「ル・アーブルという街の都市作り」に
求めることが出来ます。
現在、ル・アーブルの街は世界遺産に登録されています。
日本の初期のデザイナーズマンションとしては、
前川國男による晴海団地高層アパート(1958年)を挙げることが出来ます。
前川はル・コルビュジエ、アントニン・レーモンドの元で学び、
モダニズム建築の旗手として、第二次世界大戦後の日本建築界をリードした人物です。
その後、日本ではバブル期にデザイナーマンションが流行しました。
しかし、当時はデザインを重視し過ぎ住みやすさは、
後回しにされる傾向もありました。
現在は、個性的なデザインと住みやすさを兼ね備えた物件が多くなっています。
「CARRÉ」-キャリイ-は、シンプルにこだわって、
コンクリートとガラスのコラボによるクールなデザイナーズマンションです。
外観は正方形に開口された、3枚の壁を正面エントランスにあつらえ、
共用スペースは半屋外的に演出、光と風が入る大変贅沢な空間です。